忘れ物

戦後最低投票率の衆院選が終わって、校門横の候補者掲示板が業者によって早々に片付けられた。
児童たちの将来がどうなっていくのか気にかかるなぁ。
ともあれ、今朝も寒いが元気に
「オハヨッ!」と声をかける。
「あれ〜っ! 忘れた!」と一人の女の子が。
向こうからやってきたクラスメイトの持ち物を見て気がついたらしい。
その子に
「急いでもってくるから先生に言っといて」と頼んでいる。
「何忘れたの?」
「書道の道具・・・」
5分前のチャイムが鳴り始めた!
間に合うか気を揉んで待つが一向に現れず・・・。
無情にも始業のチャイムが。
いつもならこれでお役御免なのだが、そのままジ〜ッと待つ。
16分経過・・・大きな紙袋を抱えて現れた!
「お〜、心配したよ、急いで!」
無言で昇降口に向かって行った・・・。
(ヤレヤレ・・・)